手軽に持ち出せるペン対応したWindows機が欲しかった
なかなかPCの前にゆっくり座って作業するという時間が取れなかったので、
ペン入力に対応したWindows機を探していました。
Galaxy TabやiPadも持っていて、ペン入力としては不満がないのですが、
Android機やiOS機はどうしてもメインで使っているWindowsとの差分が手間になって
同じように使えるWindows機を探していました。
本当はWacom EMRが使えるWindows機がほしいんですが、
今EMRで買えるのってGalaxy Bookを輸入してくるくらいしかないんですよね。
というので諦めて、MPPとAESで評判のいいWindowsを探していました。
比較的安価に中古が出ていたので、改良版のAESを搭載したFMV Looxを買ってみました。
なんでFMV LOOX?
AES機はジッターが多くなるので敬遠してたんですが、
いくつかのレビュー見てジッターも少ないということでFMV LOOXの中古品を買ってみました。
買う前に参考にしたレビュー、
この2つのレビューの通りで非常に参考になりました。
このページよりこの2つを見るだけで使用感わかりやすいと思います。
ITMediaのレビュー
ぴけっとガジェットのレビュー
試してみる
買ったのはペンがおまけで付いてた中古品。
残念ながら、キーボードはなし。
パッケージは高級感があっていいですね
ペンには左側にマグネットでくっつきます。
便利でいいんですが、くっつくだけで充電はしてくれないのが不便ですね。
ペンだけでも1万円以上するので無接点充電はほしかったですね。
キックスタンド
標準で添付されるキックスタンドは無段階で調整可能です。
自立自体は問題ないんですが、ペン入力しようとするとすぐ倒れてしまいます。
最大に倒しても、弛んでしまうので、ちょっとこれだと実利用に耐えづらいですね。
うーん
有機ELで画面は非常に綺麗だと感じましたが、
Galaxy TabやiPad proを触ったあとだとフルHDの解像度は物足りなく感じてしまいました。
持ち運んでラフを描くくらいだったら、十分なんですが、
他がいいので目が肥えてしまっていますね。
ペンのズレ
紹介したレビューの通り、座標は右側にズレていました。
左利きで調整してるようなズレですね。
ズレる前の写真を取っていなかったんですが、
Windowsの標準機能で調整できるので、それで調整しています。
調整機能でほぼほぼズレがないところまで調整できました。
AESの宿命か、傾けるとどうしてもズレが大きくなってしまいます。
ここまで極端に傾けることはないんで、実用上問題ないと思います。
ジッター確認
ためしにOneNoteに斜めに定規を使って引いてみました。
AESにしてはジッターは少なめですが、完全にないわけではないですね。
ソフトで少し調整するだけで問題ないレベルと思います。
まとめ
個人的にスタンドが安定しなかったのでが、一番致命的でした。
持ち運びの利用を想定していたので、単体で安定できないのは厳しかったです。
スタンド使わなくて、平にしてそのまま使えばいいんですが、それだと首の負担がすごそうです。
iPadかGalaxy Tabの方がクリスタでラフ描くだけなら非常に使用感がいいので、
割り切って使うならそっちでいいかなと思いました。
Windows機なのでこれにできたら、メインのPCとも連携しやすいんですが、
逆にそれ以外についてはあまり不満がなく、座標検知も調整できる範囲だったので、
十分実用に足るWinタブレットでした。
ただ、値段を考えるともっと頑張ってほしいところですね。
- いいところ
- ファンレスで軽い
- AESにしてはジッター少なめ
- わるいところ
- スタンドが安全しない
- 座標がズレている
- ジッターはないわけではない。
- ペンの選択肢が1つしかない。太いのほしい
- ペンが充電式、無接点充電対応してない
- 解像度がフルHD